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2006年04月30日

えっ、もうお土産? 奥能登珠洲市 日本発酵化成株式会社の麦焼酎<ちょんがりぶし>


昨日は大型連休の初日でした。 

ゴールデンウィーク期間中の旅行のお土産と言えば、地酒が人気です。 なんと言っても、ここ石川県は地酒王国です。 そのため、当店においてもこの期間中は県外からのお客様のご来店が増えます。

通常、お土産は帰る時に購入するほうが多いと思います。 しかし、昨日のお客さんはこちらへ着いた早々に、お土産を買ったり、その他等の事も含め、帰る時の準備を万端にしてからたっぷりと遊ぶんだそうです。 

3日間ほどの滞在だそうですが、気の早い方ですね。


その方は、焼酎がお好きなのだそうです。

以前、奥能登の珠洲市で造られている麦焼酎<ちょんがりぶし>をどこかで、ひと口だけだったそうですが飲んだ事があったそうです。 それで、石川県へ来た時のお土産は<ちょんがりぶし>と決めていたそうです。

この<ちょんがりぶし>と言う焼酎ですが、奥能登にある珠洲市にある日本醗酵化成(株)さんが造っています。 この会社の焼酎は、添加物は一切使わない、麦100%、長期熟成の本格派の焼酎ばかりです。

どの焼酎も奥能登の素朴な風土と自然の中で醸しだされ、適度な熟成期間により、まろやかな味わいとなっており、沢山の方達より好評を得ております。

商品ページ→http://konchikitai.com/ishikawasyoutyu.html
楽天店→http://www.rakuten.co.jp/konchikitai/204811/203009/

結局、その方は虎の涙を4本買って行かれました。
良い時間をお過ごし下さい。

本格麦焼酎 虎の涙

ネーミング通り阪神タイガースフアン御用達の焼酎です。
12年熟成の本格麦焼酎です。アルコール度数ですが、掛布さんの背番号に合わせ
31度あります。 掛布さん同様にやわらかな人当たり(口当たり)ながらもパンチ力抜群の焼酎です。
価格は720ml 2,625円です。 機会があれば一度お召し上がり下さい。

奥能登の本格麦焼酎<虎の涙>…阪神フアンには欠かせません。

2006年04月28日

連休前に良く売れた高級酒…大吟醸生酒 斗瓶取り無濾過 露堂々 手取川

明日から大型連休に入りますね。 お休みをたっぷりと取れる皆さんはどの様に過ごされるのでしょうか?
私などは仕事柄、普通の人とは逆になってしまいます。
皆さんが休まれている時、私は忙しくなるのです。 

普段は人口が少ない私どもの地域ですが、明日からのゴールデンウィーク期間中は、県外からの帰省客や旅行客で人口が膨らみます。 
一般の家庭にしても飲食店さんにしてもお客さんが来るとなると、ご馳走でおもてなし、って事になります。 
そしてご馳走につきものなのが私どものお酒と言う事になるのです。 それもご馳走にあわせ、お客様に出すお酒も普段飲みのお酒と言うより、価格に糸目のつけない高いお酒、そう! 中々手に入らない限定酒と言う事になります。

※先日、能登演劇堂で文珍さんを久々に聞いて以来、ついつい噺家口調を真似てしまいます(^。^)

当店での取扱いにも限定酒が色々あり、あれやこれやとお薦めをするのですが、そんな中人気の高かったのが、ここにご紹介する大吟醸生酒 斗瓶取り無濾過 露堂々 手取川でした。

価格は720ml 4,200円 / 1800ml 8,400円とちょっと値が張ります。


この大吟醸生酒 斗瓶取り無濾過 露堂々 手取川はネーミング通りで、原料米にこだわり、造りにこだわり、慈しみ造った大吟醸のあらばしりのみをふな口で斗瓶取りした完全な生酒です。

そしてその大吟醸生酒を斗瓶に入れれたまま、<-10度>の低温で半年以上じっくりと熟成させています。 

この低温で貯蔵熟成された大吟醸生酒の華やかな香り、無濾過ならではの適度なコクとまろやかさを持った味わいは、お酒だけを楽しみたい方にも料理をともに楽しみたい方にも大変な好評を得ています。 

今年も加賀や能登の山々でわらびなどの山菜が採れています。
カニや甘エビなど…山海の珍味に良く合う大吟醸酒です。

今年も感動の声が沢山聞けそうです。

商品ページ→http://konchikitai.com/tedori-tuyudoudou.html
楽天店→http://www.rakuten.co.jp/konchikitai/202076/223970/

大吟醸生酒 斗瓶取り無濾過 露堂々 手取川 720ml
大吟醸生酒 斗瓶取り無濾過 露堂々 手取川 720ml 4,200円

2006年04月27日

きのうは定休日…永平寺と大安禅寺へ行ってきました。


昨日水曜日は定休日。 
たまにはこんな事も良いんじゃないかとお寺さんへ行く事に…。

行ってきたお寺さんは福井県福井市内にある<大安禅寺>と<永平寺>です。


大安禅寺は、法話を面白可笑しくお話して下さる和尚さんがいる事で有名な臨済宗のお寺さんで、越前・松平家の菩提所でもあります。 
※この和尚さんの法話を聞く為には予約が必要です。(TEL 0776-59-1014)
臨済宗妙心寺派 大安禅寺 URL http://www.daianzenji.jp


この和尚さんの法話を聞くため、遠いところからも参詣人が沢山来ているそうですよ。
昨日も富山県から老人会の団体が来ており、一緒に和尚さんの法話を拝聴致しました。

その法話も面白かったのですが、私が興味深く思ったのは座禅です。 


数分間の体験だったのですが、座禅特有の呼吸法があったり、座り方があったりで、心身のリフレッシュに何だか良さそうですよ…。

昨日は私達の様に法話を聴きに来た人もいますが、座禅の修練をしに来ている人達もいました。

大安禅寺は山の中腹位の所にあるのですが、大安禅寺を出た後、車で山頂部まで上ってみました。 高いところから見下ろす景色は絶景ですね。 眼下一面に広がる福井市内、遠くに白くそびえる雪の白山。 最高でした。


その後は全国的に有名な<永平寺>へ行ってきたのですが、まだ雪が一部に溶けずに残っていましたよ。

それに寺内の庭には梅と桜が…。  

やっぱり修練の場は違いますね。 
ひんやりとする厳かな雰囲気にも影響され、季節感が戻ってしまいます。 

それにしても昨日は有意義な一日でした。
その割にはお賽銭もあげず手も合わせていなかった自分がいて、驚いています。

遅いかも知れないけれど、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…。


永平寺(参拝料:500円)と大安禅寺(特別参拝料:1,000円)の拝観しおり
永平寺(参拝料:500円)と大安禅寺(特別参拝料:1,000円)の拝観しおり


大安禅寺の名物和尚さん(大和和尚さん)年寄り相手にすべり気味?
大安禅寺の名物和尚さん(大和和尚さん)

大安禅寺のあるお山の山頂からの眺め(福井市内と白山)
大安禅寺のあるお山の山頂からの眺め(福井市内と白山)

広大な永平寺の階段と建築物(一部だけです)大きさもそうですが、建築物も沢山あります。
広大な永平寺の階段と建築物(一部だけ)

最後にもう一度、南無阿弥陀仏!


2006年04月24日

黄砂の勢いが全開です

今日の黄砂もすごかったです。 ほんの十数分外にいただけなのに、のどの調子がおかしいです。 それにしても自然の力はすごいと思います。 何万キロも離れた中国大陸の砂が巻き上げられこんな所まで飛んできているなんて…。

今日も宝達山がほとんど見えませんでした。 そして、本来なら快晴で青いはずの空が白いのです。 洗車をしたばかりの車も真っ白(ーー;)

この黄砂、明日、あさっての方が多くなると予報されています。
どうなるんでしょう?

私のところは瑞穂地区と呼ばれ、水田が多いところなのですが、お米を作っている農家の方達も大変ですね。 黄砂がひどいといっても田植えの準備をしなくってはいけないのです。 きょうも総出で代掻きをしていました。 

この黄砂の量を考えると、普通の市販のマスクじゃ役には立たないようです。

この黄砂の状況じゃ、外仕事は大変ですね。

黄砂の影響で、山はほとんど見えず車も真っ白に…。
黄砂の影響で、山はほとんど見えず車も真っ白に、走っている車にも…。

田植えを待つ代掻きの終わった水田
田植えを待つ代掻きの終わった水田

2006年04月23日

ダンプが突っ込んだ!…開店休業の3時間半

昨日のお昼過ぎ、ドーンと大きな音が…。

なんと、当店から100mほど離れた場所で大型ダンプ(10t車)が事故を起こしていたのです。  

居眠りなのか、わき見なのかわかりませんが車道左側の縁石にぶつかり跳ね返されたのか、急ハンドルを切ったためなのか、反対車線を横切り、歩道を乗り越えフェンスを突き破り、道路より一段下がった空き地へ突っ込んでいました。

時間がお昼過ぎで交通量の多い時間帯だったにも拘らず、対向車や歩行者がいなくって良かったと思います。 このダンプの運転手さんにも怪我などは無かったようで、驚いただけで済みました。

でも、当店としてはダメージでした。

そのダンプを現場から引き出すため、当店前の道路を通行止めにしました。
そして夕方の4時頃までかけて、大型ダンプを引き出すための作業です。


土曜日の午後、当店としては忙しかったはずの時間帯です。
当店前の道路が通行止め、と言うことは店へお客が来れないと言う事です。
ああ~!


事故処理のため仕方が無いのはわかっています。
でも、当店に話も無く通行止めにするなんて…。

この事故、大きかったにも拘らずけが人が出なくって良かったです。
それが一番でした。

おまわりさんによる現場検証です。 ぐっさり と 突っ込んでいます。
歩道をそしてフェンスを乗越え空き地へぐっさり

大型クレーン車を使っての引き上げ作業です。
大型ダンプを引き出す作業は大変な手間と労力が必要です。

当店をはさみ、反対側でおまわりさんによる通行止めです。
通行規制中、おかげでこの辺りは大渋滞となりました。

開店休業で暇だったため、ゆっくりと写真を撮る事が出来ました。


2006年04月22日

菊姫会会員店専売酒 <菊姫 山廃純米 鶴乃里>

ここ数日のこちらの最高気温です。
4日前は20度、3日前は24度、2日前は13度、昨日は10度、本日は15度です。
この気温の変化の差には驚かされます。 驚くと同時に私の頚椎間板ヘルニアも積極的に反応しています。 3日前は絶好調だったのですが、おとといからは (>_<) のような状態です。

春先の気温の変化は当たり前なのですが、お手柔らかに願いたいものです。


ここ数日の気候がこの様なので、ご来店のお客さんの希望も、冷やでも燗でもおいしいお酒が多くなってきます。

そこで私がおすすめするお酒なのですが、菊姫 山廃純米 鶴乃里です。

なんとこの<菊姫 山廃純米 鶴乃里> 山廃純米酒ながら

   720ml 2,100円 / 1800ml 4,200円

と吟醸酒並みの価格のお酒です。 
    …が、それだけの値のある山廃純米酒なのです。
商品ページ→http://konchikitai.com/kikuhimetsurunosato.html

楽天店→http://www.rakuten.co.jp/konchikitai/201932/321961/

菊姫会会員店専売酒 <菊姫 山廃純米 鶴乃里>


このお酒、菊姫マニアの方はもうご存知と思いますが、このお酒、まだまだ世間には知られる存在にはなっていないお酒です。 

日本全国の真剣に日本酒文化を守りたい酒販店有志300店ほどが集まり、地酒蔵の菊姫さんを中心として<菊姫会>と言う会を3年前に立ち上げました。
 
その菊姫会で、飲んで旨いのは当たり前、飲む人を感動させる事が出来る、そんなお酒を造りたい、売りたい、等と、いろいろと話を進める中から生まれたのがこの菊姫 山廃純米酒 鶴乃里です。 

コンセプトは感動です。 

このお酒が菊姫さん及び会員店の気持ちです。

味わいについては野暮なので書きませんが、ひや酒で、そして燗酒で、山廃仕込の個性と米の旨みを体感できるお酒です。

※菊姫 山廃純米酒 鶴乃里は、菊姫会会員店のみの取扱です。
 ご購入は当店または菊姫会会員酒販店へどうぞ


2006年04月21日

桜が散ったけど…我が家のもうひとつの春

昨日と今日の嵐で咲き誇っていた桜がすっかり散ってしまい、その花びらが玄関先をピンクに染めています。 

花の命は短くて…。

ちょっと残念ですね。


家族のほかに、私の家には15歳の老犬と7匹の草亀がいます。
老犬は寒い冬も元気いっぱいに私の相手をしてくれていたのですが、7匹の草亀達は自宅の納屋の中でしっかりと冬眠をしていました。


その亀達ですが、気温が上がってきたここ1週間ほどの間に目が覚めたのか、段々と元気が良くなりもぞもぞと動き出してきました。

この亀たち、目が覚めた後の定位置は当店の店頭です。 店頭で来店客や近所の子供を和ませるのが、この亀たちの仕事となります。 

当店では亀を飼い始めて8年ほどになりますが、この亀たちは地元のテレビに出演したり、近所の保育園児に観賞されたり、と、ちょっとした人気者です。

これから次の冬眠に入る初冬まで、亀たちへの餌やり、水の交換など、私の仕事が増えます。


当店のアイドル、7匹の亀 … あれっ?1匹写っていない。
冬眠から覚めた亀たち、自宅の納屋から店頭へ移動です。

2006年04月20日

金沢21世紀美術館での現代美術展

昨日の好天は何処へ行ってしまったんだろう。
今朝は早くから激しい風と雨でした。

外にいる愛犬が吠え立てています。 
庭を見ると風に飛ばされた犬小屋が…。

おおっ、可愛そうに! 
雨に濡れながら、いる場所が無いと騒ぎ立てていたのでした。

昨日は気温が24度にまで上がる暑い一日でした。
その昨日、金沢で開催されていた現代美術展の鑑賞のため<金沢21世紀美術館>へ行ってきました。 

美術館へ行く前に、今年最後の花見(桜の)と言う事で、私達のかほく市でも人気の高い山田運動公園で花見をしてきました。 昨日は満開を少し過ぎ、散り始めていたのですが、広い公園一面の桜は見応えがあり華やかで、心明るくなりました。  やっぱり、桜は日本人の心ですね。

でも、今朝の嵐でかなり散ってしまった事と思います。 残念です。 
昨日の内に行っておいて良かった、と家内との今朝の会話でした。


現代美術展ですが、昨年から会場が<県美術館/彫刻、工芸、書>と<金沢21世紀美術館/日本画・洋画・写真>の2会場で開催されています。※昨年は逆の展示でした。

それで先週は<県美術館>へ、そして今週は<21世紀美術館>へとなりました。

<美>の表現方法ですが、違うものですね。

日本画と油絵の違い。 
描写においても、写真じゃないかと思えるものから、…?なものまで。
また、コントラストのはっきりとした絵画から同系色で描かれている絵画などなど。


日本酒にも、どっしりと腹に来るしっかりとしたタイプから軽すぎてえっ?と思えるお酒もありますが、どの世界でもその様なんですね。

どれを選ぶかは、選ぶ人次第ですね。
どれが良い、どれが悪いって事はありません。
※品質の悪いお酒は別です。


今年は水墨画が数点しか出品されておらず、非常に残念だったのですが、水墨画は素晴らしいですね。 
通常の<絵>は色を重ねてゆくんだと思いますが、 水墨画は墨の濃淡だけでの表現しているんですね。 それも、白い部分は色をつけていない紙の白さです。 

他の絵と描き方が反対なのですね。 

昨日も水墨画の素晴らしさに、作品の前からしばらく動けませんでした。 


私自身は不器用で何にも出来ないのですが、美術って本当に素晴らしいと思います。
毎回、金沢で催される日展やこの現代美術展を、家内ともども楽しみにしています。

この現代美術展、昨年から会場が2ヶ所に分かれ、最初は なんで?と思ったのですが、1日で全部を見るとかなり疲れてしまうので、今ではこの方が良いなと思っています。  人間ってわがままですね(^。^)

それにしても。先週と今週、素晴らしい目の保養を致しました。 ご機嫌でした。


かほく市内には桜の名所が沢山ありますが、規模では最大の山田運動公園です。
当店も<ぼんぼり>で盛上げにひと役。
かほく市にある桜で有名な山田運動公園


金沢21世紀美術館のめだまのひとつの<からくりプール>です。
プールの底はガラスで、その下が部屋になっています。 その為、下の部屋に人がいるとプールの底に人影が見えると言う訳です。 
逆にその部屋からはプール上の私が見えています。
金沢21世紀美術館のめだまのひとつの<からくりプール>です


昨日は気温が24度にまで上がり暑い一日となりました。 久しぶりの好天で、外遊びも気持ちが良さそうです。
好天に恵まれ、金沢21世紀美術館の外の芝生上ではかわいい親子が日向ぼっこをしています。

2006年04月18日

今日は暖かったです。 黄砂も絶好調です。


今日は暖かったですね。 5月下旬並みだったとか…。

今日は午後から暇が出来たので、病院へ首を伸ばしに行ってきました。 頚椎間板ヘルニアの治療、リハビリです。  以前にも書きましたが、その病院のリハビリ科にはお年寄りの患者さんが多く来られています。

私の首を引っ張ってもらう機器のすぐ側にマットがあり、そのマット上で理学療法士の先生がお年寄りのマッサージやリハビリをしています。 

きょうの患者のおばあさんが面白いのです。 

先生が、仰向けになって下さい。 とか、うつ伏せになって下さい。 とか、大浴場では平行バーにつかまって歩いて下さい。 とか、色々な事を言うのですが、そのひと言ひと言に口応えをするのです。 

それで、ついつい先生の口の利き方も説教調になってしまうのですが、最後にそのおばあさん曰く、みんな私の事を怒ってばかりいる。

私は首の牽引のため顎が固定されていて口が開かない状態なのですが、思わず大笑いをしてしまいました。


いろんな人がいるもんですね。 自分も気を付けないと…。


今日は好天だったのですが、黄砂も絶好調でした。 いつもはくっきりと見える近くの宝達山がほとんど見えませんでした。 外出時にはマスクが必要です。

写真は携帯電話のカメラで撮ったためあまり良くありません。

黄砂で町が煙っている

2006年04月17日

お酒のラベルに書かれている精米歩合って…何?


昨日ご来店下さった、まだ若いお客様から<精米歩合>って何ですかと聞かれました。

私達は仕事上何気なく使っている言葉なのですが、日本酒に馴染みの無い方にはわかりにくいかも知れないですね。

精米歩合ですが、玄米を精米すると白米になるのですが、その<白米>の<玄米>に対する重さの割合の事を<精米歩合>と言います。 純米酒などに多い精米歩合が60%と言うのは、玄米を40%削り取り60%だけ残した場合の事を言います。

そのお客さんは、精米歩合が60%と言うのは60%削る事なのかな? と、反対に思っていたようです。


では、何故そんなにお米を削るのか?

米の胚芽や表層部には、たんぱく質、脂肪、灰分、ビタミンなどが多く含まれています。
これらの成分は、清酒の製造に必要なのですが、多すぎると清酒の香りや味を悪くしてします。 その為、米を清酒の原料として使うときには、精米によってこれらの成分を少なくした白米を使う事になります。

ちなみに、大吟醸酒は精米歩合50%以下、吟醸酒は60%以下などの規定があります。

それと、普段私達が食べているお米の精米歩合は92%程度だそうです。

酒造好適米は、一般米に比べるとかなり高価なのですが、勿体無い話ですね。
でも、うまいお酒を造るには必要な事なのです。

◆酒造好適米ですが、一般米にくらべかなり大粒です。そして、蛋白質の含有量が少なく中心部には心白部分がおおきくあります。

代表的な品種には「山田錦」「五百万石」「美山錦」「雄町」などがあります。


日本酒を飲む時は、裏ラベルも見ると宜しいですね。


写真は飯米です。 酒造用に精米した白米は丸くなります、
私の家の飯米です。精米歩合は90%?

2006年04月16日

当店の近くにある桜の名所…クローン牛がいます

当店の近くには桜の名所がたくさんあるのですが、そのひとつに石川県畜産試験場があります。 

ここは、当店所在地かほく市の隣にある宝達志水町地内にあり、能登で一番大きな山である宝達山の麓にあります。 広大な敷地内の至る所に整然と並んだ満開の桜、そして、敷地内を通る道路上に覆い被さる桜の迫力はすごいです。

それに、ここではポニーや羊、ウサギ、にわとりなどと触れ合う事ができる施設もあり、地域の人達から<放牧場>と言われ、学童の遠足にも利用されるなど、親しまれています。  
※ここは隣町と言っても、当店の配達エリア内にあり、息子が小さい頃、配達のついでに連れて行き、よく遊ばせたものです。 


この石川県畜産試験場は地域の人だけに親しまれていた、隠れた名所だったのですが、ここ数年、人気が出てきています。 

この施設を有名にしたのは、1998年、世界で最初に成体の体細胞を使ったクローン牛を誕生させた事でした。 
この試験場の研究者の方達の多くは当店のお客様でしたので、私もすごくうれしかった事を覚えています。

現在でもクローン牛の研究は進められている様です。 
試験場へ行けばクローン牛を見ることが出来ます。 
※全く普通の牛なのですが…。


昨日、配達ついでにこの放牧場の花見をしてきました。
本日は、私の地域自慢でした(^。^)


石川県畜産試験場内の桜
石川県畜産試験場内の桜

石川県畜産試験場内の桜 ここから宝達志水町、手前はかほく市です。 ちょうど境目にあります。
石川県畜産試験場内の桜2

クローン牛です。 わかりにくいですが四頭います。
クローン牛

クローン牛舎です。 かなり大きな施設です。
クローン牛舎


2006年04月15日

平成17酒造年度 石川県の酒類鑑評会の優等賞受賞蔵です

石川県の酒類鑑評会の優等賞受賞蔵です


12日にお伝えしなくてはいけないのに忘れていました。
今年度の金沢国税局酒類鑑評会の優等賞受賞蔵及び杜氏さんのお知らせです。

平成17酒造年度(平成17年7月1日~平成18年6月30日)金沢国税局酒類鑑評会には、北陸三県の72製造者から吟醸酒 243点が出品され、3月28日から30日にかけて予審及び決審を行った結果、優等賞に28製造者及び製造責任者(杜氏等)30名が選ばれました。

※「吟醸酒」とは、特に吟味して製造した清酒で、その特徴は、原料米を高度に磨き、低温でゆっくり発酵させることにより果実のような芳香を醸し出す良好な清酒です。
 品質管理面においても、原料米の処理・酵母の選定・発酵から貯蔵・びん詰・出荷に至るまで、高度な技術により管理されており、清酒の芸術品というべき高い品質を備えています。


◆以下は石川県の優等賞受賞蔵及び杜氏さんの名前です。

製造者名       製造責任者  銘柄

株式会社久世酒造店 殿田政雄  能登路
やちや酒造株式会社  外村 一  加賀鶴
見砂酒造株式会社   桐田光朗  朱鷺の里
株式会社加越      渡辺利一  関 白
松浦酒造有限会社   松浦文昭  獅子の里
宗玄酒造株式会社   坂口幸夫  宗玄
               又木一彦   宗玄
株式会社鶴野酒造店 坂  直蔵  谷泉
菊姫合資会社      森脇正域  菊姫
株式会社車多酒造   中  三郎  天狗舞
株式会社吉田酒造店 山本輝幸  手取川


石川県内には37場の酒蔵があります。 
全国的に知られている石川県の酒造技術の高い中にあって、今年度も県内(加賀・能登・金沢)各地域の酒蔵さんが受賞しており、石川県内の酒蔵さんの地域差の無い高い製造技術を改めて認識致しました。 

今年もおいしい日本酒をお届けすることが出来ます。

2006年04月14日

【酒亭・菊 姫】 JR新橋駅近くに5月11日オープン(予定)

以前より出店計画されていたのですが、石川県の地酒で有名な菊姫さんが東京のJR新橋駅近くに直営店として、【酒亭・菊 姫】を5月11日にオープンさせる事になりました。

この【酒亭・菊 姫】は、豪華な桧造りの館だそうですよ。

【酒亭・菊 姫】で提供するのは、菊姫さんから蔵出しされている、菊理媛(くくりひめ)から姫(ひめ)に至る全商品です。 
そしてお酒によく合う料理をもお手軽な料金でお出しするとの事です。


石川県にいる私には簡単は行く事が出来ませんが、首都圏にお住まいで興味のある方は、是非一度、足をお運び下さい。 

菊姫さんの柳社長ですが、このお店には気合を込めています。

石川県のお酒と料理を堪能できますよ。

酒亭<菊姫>…5月11日、JR新橋駅近くに新規開店 お店の付近図
5月11日新橋にて新規開店 酒亭<菊姫>付近図

2006年04月13日

満開の兼六園での花見を満喫致しました。


昨日の12日、金沢市内のホテルで金沢国税局(石川県・富山県・福井県)管内の新酒試飲会及び新酒鑑評会の表彰式がありました。 

これは抽選で入場者を限定しているのですが、一般に開放された試飲会でした。 

この試飲会には、私も酒販店として行きたいと思っていたのですが、入場制限があり、国税局さんから入場を不可とされてしまいました。 残念でした。


金沢国税局 鑑定官の方の今年の講評です。

今酒造期の気象条件は、酒造最盛期の12月から2月にかけて寒冷な日が続き、酒造りに適した気候でありました。
また、品質の良好な原料米が順調に入荷したこともあり、酒造りに適した環境でありました。
そして、杜氏をはじめとする製造担当者の努力と適切な判断、高い技術力が遺憾なく発揮され、さらに蔵元の酒造りに対する熱意により、本年も極めて高品質な清酒が醸し出されております。
本鑑評会に出品された清酒は、いずれも芳醇な香りと、ふくらみのある上品な米の旨みを持ち、のど越しのすっきりとした、いかにも北陸の酒らしい、優れた酒質のものばかりでありました。
これらの品位ある清酒は、市場においても、多くの消費者から高い評価が得られるものと確信しております。


今年も北陸(石川県・富山県・福井県)で造られたお酒は。どれも良い出来でした。 
と言う事です。 今年もおいしいお酒を紹介出来ます(^。^)


試飲会場に入場出来なかった私と家内は、試飲会の後に予定していた表題の満開の兼六園へ花見に行ってきました。 

毎年、兼六園へは花見に来ていますが、平日にもかかわらず今年もすごい人出でした。 
そのすごい人出の中で、今年は外国の方が多く目に付いた様に思います。 金沢も国際化してきているんですね。 

と、外国の方達をもの珍しく思いながら見ていて思い出した事があります。

二十数年前、まだ結婚前の家内と、この兼六園内のベンチに座っている時、ぞろぞろと前を通る団体さんに、もの珍しそうに見られ恥ずかしかった事を。 今の若いカップルは堂々としていますね、傍若無人です。

下に写真を数枚貼り付けておきます。 兼六園は四季を通じ見応えがあります。 是非お越し下さい。

金沢城公園内を散策する人達がたくさんいます。
金沢城公園内を散策する人達がたくさんいます。


兼六園入り口付近です。 露天商が軒を連ねています。
兼六園入り口付近です。 露天商が軒を連ねています。


兼六園内でもっとも有名な<ことじ灯篭>です
兼六園内でもっとも有名な<ことじ灯篭>です


兼六園は広大な庭園です、見どころが一杯です。
兼六園は広大な庭園です、見どころが一杯です。

2006年04月09日

ようやくの開花宣言…花見宴会には<にごり酒>がおすすめです。

風は冷たいのですが、昨日の天気がうそのように青く晴れ渡った一日となりました。

金沢の兼六園では開花宣言がなされ、見頃はもっと後になると思いますが、ようやくこちらでもお花見が本格化しそうです。 

写真は自宅の向かいにあるお寺さんのの境内にある桜です。 まだ開花と言うには早い様です。
自宅の向かいにあるお寺さんの境内にある桜の枝

お花見の仕方にも色々あると思いますが、私達のところでは、七輪やU字溝を持ち出してのバーベキュー大会となります。 

今のシーズン、春になったと言ってもまだまだ寒いためビールは敬遠されてしまいます。 そんな時人気のあるお酒が<にごり酒>です。 

<にごり酒>は普通のお酒に比べるとかなり濃醇で旨口のため、バーベキュー時のお肉や野菜や魚介類についた濃いタレを口中でしっかりと洗い流してくれます。 そのため、にごり酒とバーベキューの相性は抜群です。 
※焼肉屋さんでも、にごり酒は人気です。


<にごり酒>は旨口のため女性や日本酒に馴染みの無い方にも好評です。
にごり酒を飲んだ事の無い方、一度お試し下さい。 
※お買い求めは、品質管理のしっかりしている酒屋さんでどうぞ。

当店でも<にごり酒>の売上げはこのシーズンが一番です。
ネットでも販売致しております。

にごり酒商品ページ→http://konchikitai.com/200604set.html

写真は、菊姫、竹葉、立山のにごり酒です。
お花見に! にごり酒三種セット 税・送料込 3,800円

2006年04月08日

さくら祭りの予定だったけれど…きょうは休養日です

先日より心配していたのですが、本日開催予定のさくら祭りが中止となりました。 
午前8時集合でお祭りの準備予定だったのですが、早朝より大嵐(強い雨と風それと大きな雷)に見舞われ、結局中止となりました。 

午前10時頃には雨と雷は治まったのですが、強い風が吹いており残念な日となりました。

でも、私は内心ホッとしています。

昨日のゴルフです。 昨日は足の筋肉痛だけだったのですが、今朝からは、腕や肩の筋肉も痛いのです。 今日の天候のせいで、ご来店下さるお客様も少なく、絶好の休養日となりました。 体を鍛えておかなくてはいけないですね。


写真は当店前の国道です。 
黄砂を含んだ強い風が吹いています。 色の付いた風です。
当店の車はもちろんほとんどの車が白っぽくなっています。

花粉症もそうですが、この黄砂も怖いですね。 マスクをしなくっちゃ!

当店前を走る国道です


2006年04月07日

痛感致しました…運動不足


本日、仕事もしないで高校時代の同級生とゴルフを楽しんできました。

私にとって、かなり久しぶりのゴルフだったのですが、日頃の運動不足がたたり、さすがに疲れました。 最初のハーフ(9ホール)は久しぶりのゴルフだったため、距離感や方向性が悪く、ショットが安定せず、スコアがボロボロでした。 慣れて来た後のハーフは、疲れがたまりショットがメロメロとなり、やはりスコアがボロボロでした。

友人たちの足を引っ張りながら、疲労困ぱいで、ようやく18ホールを終えたのですが、体力維持(増強)の重要性を痛感致しました。  通常のプレー後はみんなでわっはっはっは、と賑やかにゴルフ以上に頑張るのですが、今日はいまいち乗れませんでした。


ゴルフの話は置いておいて

いくつになっても同級生は良いものですね。 
一緒に遊び、話をしていると、無条件に高校生時代に戻れてしまいます。
あの頃は責任も何も無く、夢だけがあり、また面白ければそれだけで満足でした。


今は今で充実しており、一応は満足しているのですが…。

やっぱり、あの高校生時代の若さって素晴らしかったです。

きょうのゴルフは完全におじさんで、疲労困憊、ボロボロだったのですが、気持ちが高校生時代に戻れたので素晴らしい一日でした(*^^)v

能登カントリークラブ 宝達6番 ショートホール

このホールの左側にある池へ、しっかりと打ち込んでやりました。

2006年04月06日

土曜日はさくらまつりなんだけれど…。

明後日の土曜日には、私たちの住むかほく市で、恒例のさくら祭りが開催されます。 
でも、今日のお昼過ぎの花見会場の桜ですが、下の写真の様にまだまだ蕾の状態です。

今日は気温が低いながらも天気が良く、硬かった蕾も前日に比べ少し膨らんだような気がします。 
明日も本日同様天気がよさそうですが、明後日のさくら祭り本番には到底間に合いそうもありません。 それに、当日の天気予報も雨模様…。

期待のさくら、まだまだ蕾です

フリマの準備です。


当日は私も商工会関係者として参加の予定だし、商業部会としてフリーマーケットを開く予定で準備をしてきたのですが…、このままでは残念なさくら祭りになってしまいそうです。 ※家庭用品の価値のわからないお父さんばかりで値段をつけているため、かなりお得? 収益金は寄付の予定です。


それにしても、この様な自然頼みのイベントは難しいですね。 
当日の好天と桜の開花を祈るばかりです。

明日は仕事を放り出し、久々のゴルフです。

がんばるぞー! 

って、未だに頚椎ヘルニアのリハビリ中なのですが…。


2006年04月05日

私の入社式


昨日(もう一昨日?)は、日本全国で入社式が行われていたようですね。

もうかなり昔になりますが、
今は自営業の私にもサラリーマン時代があり、それなりに入社式がありました。

私が入れてもらった会社の入社式は、本社のあった名古屋市で行われました。

入社式前日に名古屋のビジネスホテルに泊まり、午前8時からの入社式に備え、ちょっと早めに起き、朝食を済ませ、部屋に戻り、着慣れないYシャツに袖を通し、ネクタイを締め? ネクタイを締め…あれっ? ネクタイを締められない! もっとよく練習をしておけば良かった。 

あとの祭りです。

仕方が無いのでネクタイをしないまま会場へ行き、そこで話をした事も無い私と同じ新入社員を捕まえ、ネクタイを締めてもらいました。

今では、高校生でさえネクタイとブレザーですが、私などはろくに就職活動もしなかったものですから、ネクタイなんてほとんど経験が無く、恥を掻いてしまいました。


余裕を持って社会人第一日目をスタートしようとしていた私ですが、最初からつまずいてしまったようです。 


その私から3年後の入社式ですが、かなりすごい奴が入社したそうです。

その新入社員は、午前8時からの入社式を午後8時からと勘違いをし、入社式をパスしてしまったそうです。 

これはスゴイ!  全社中にその男の噂が走りました。 

私も恥ずかしかったのですが、完全に負けてしまいました。
少々の事は大丈夫ですね。

2006年04月01日

あの銘酒蔵<菊姫>から50万円のお酒が限定で蔵出しです!

全国の酒好きに,
一度は飲んでみたいと言われている地酒処石川県を代表する銘酒蔵の菊姫さんより限定50本のみで50万円のお酒が、遂に本日4月1日蔵出しされました。

このお酒は、<斗瓶貯蔵 菊理媛>と言い、一升で5万円の菊理媛(くくりひめ)が10本分も入っている斗瓶(18リットル瓶)入りの超限定酒です。
※菊理媛;菊姫が、その年毎に最高の造りと認めた吟醸酒をさらに十余年の歳月をかけ、ゆっくりと熟成した酒。 それが、≪菊理媛≫です。 
名前の由来は<菊姫>同様、白山信仰の総本山(白山比咩神社・しらやまひめじんじゃ)の御祭神「菊理媛(くくりひめ)」から来ています。 つまり、「菊姫の中の菊姫」を象徴させるお酒です。
商品ページ→http://konchikitai.com/kukurihime.htm


この<斗瓶貯蔵 菊理媛>
昨日ご紹介させていただいた二升五合の益々繁盛瓶と比べても遥かに大きく存在感たっぷりです。 当店への入荷は5本だけだったのですが、3本が予約済となっています。


kukuri18l.jpg


予約注文及び興味のある方は続きをお読み下さい

このお酒は4月1日にだけ発表できるお酒となっています。

それにしても、本当にこんなインパクトのあるお酒があるとすごいですね。

私の4月1日にお付き合いいただきありがとうございました。

                      おやじ@こんちきたい

酒のこんちきたい

 

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