お盆休みが終わり、静かな日が戻ってきていますが
まだまだ暑い日が続いていますね
そのお盆が明け、急にご用命が何件も入ってきているのが
たもと酒のご用命です
この秋から来春の佳き日に向け
皆様、悩みながらのご来店の様です
ご用命下さる方達は、この様な儀式にはそれほども経験があるわけがない様です。
それで、皆さんは一様に、どうすれば良いのか悩まれるようです。
たもと酒は決め酒とも言い、結婚の内諾を先様から得てから行う儀式です。
たもと酒を済ますまでは話しが決まった訳ではありません。
その為、決まってもいない事を、よそ様にたずねるのも少し気が引けてしまうようなところがある様ですね。
また、相談をしたとしても
相談された方には経験があると言っても、殆どがうろ覚えとなっており、忘れている事が多い様ですね。
その様な事もあってなのだと思いますが、当店へたもと酒をご用命下さる際に
お客様からどうすれば良いのかとのご相談をいただきます。
この≪たもと酒≫については、地域により、色々とあるようですが、当店では、お客さまよりご用命をいただいた時には、お酒を1本箱に入れ、飾りのしをつけたものと、寿留女(するめ)を5枚、これにも飾りをつけたものを準備させていただいております。
※先様へお伺いする時には、このほかに簡単な手土産(和菓子など)のご用意をされると宜しいと思います。
そして、次のようにお話をさせていただいております。
◆この≪たもと酒≫を持って、先様へお伺いいたしますが、先様宅では、別に用意した手土産(和菓子など)などを差出し、簡単な挨拶をします
たもと酒として持参をした『お酒と寿留女』は、赤っぽい風呂敷など掛け、目立たない様に部屋の隅か車の中において置きます。
座敷に上がられてからの挨拶の口上ですが、
『この度は、お宅様で大切にお育てなされた・・・・・・・様と、私どもの・・・・・がお付き合いをさせていただき、ありがとうございます。 つきましては、二人が結婚を希望し、決意も固いため、本日は参上いたした次第でございます。 何卒、よろしくお願い申し上げます。』
でよろしいかと思います。
◆先様より承諾のお返事いただいた時、目立たない様に置いてあったお酒とするめを献上台に乗せ『お受けいただき、ありがとうございます』と言いながら差し出します。
◆先様では、いただいたお酒を、ひや酒のままお銚子に入れ、寿留女は軽く焼いて出します。 そして、 みんなで祝います。(一人々に寿留女を〆結んで出します)
結納の日取り等もそのときに決めておかれるのが良いようですよ。
ご自分もなれていない事と思いますが、先様も同様と思います。
些細なミスや手違い等もあるかと思いますが、お互い気に掛けないようにし、お話を進められると宜しいようですね。
口上を伸べるなど、なれない事で緊張をされると思いますが、軽い気持ちでなさると宜しいと思います。
もう3年程前になりますが、私も息子の嫁さんのご実家で挨拶をしてきました
挨拶から会話、そして口上へとスムーズに流れ意外と簡単でした
自分がそう思っているだけかも (^。^)
※車で行かれ、運転をしなくてはならない場合は形だけにしておきましょう。
たもと酒についてですが、ご来店、お電話等でもご用命承っています。
もちろん県外など遠方へのお届けもさせていただいております。
お気軽にお申し付け下さい。
※ただし、たもと酒発送の場合の函数は2個口となります。
電話:076-281-1890 E-mail: info@konchikitai.com
営業時間:AM 9:30~PM 9:30 定休日:毎週水曜日
たもと酒 酒・寿留女 お飾りセット
特撰友白髪 1本化粧箱入 飾り
寿留女(するめ) 5枚 飾り
献上台 1台
価格 13,800円(送料・税込)
ご来店価格は12,800円となります
お酒やするめに付けるお飾りですが、季節や流行により選ばせていただきます