平成20酒造年度 金沢国税局酒類鑑評会
毎年春に行われる全国新酒鑑評会、4月22~24日に予審が行われていましたが、愈々本日と明日が結審の日となります。
今年も石川県の蔵の結果が楽しみです。
表題の金沢国税局酒類鑑評会…この全国新酒鑑評会が開かれる前に金沢国税局において
平成20酒造年度(平成20年7月1日~平成21年6月30日)の酒類鑑評会が開かれております。
この酒類鑑評会には、北陸三県の68製造者から吟醸酒 238点が出品されています。
そして3月25日から27日にかけて審査が行われました。
石川県の優等賞(金賞)受賞蔵及び杜氏名は以下の通りとなります。
●やちや酒造株式会社 外村 一 加賀鶴
●御祖酒造株式会社 横道 俊昭 ほまれ
●合資会社東栄松商店 吉田 正 神泉
●鹿野酒造株式会社 農口 尚彦 常きげん
●松浦酒造有限会社 松浦 文昭 獅子の里
●株式会社白藤酒造店 白藤 喜一 奥能登の白菊
●株式会社清水酒造店 半崎 征勝 能登誉
●数馬酒造株式会社 四家 裕 竹葉
●宗玄酒造株式会社 坂口 幸夫 宗玄
●株式会社車多酒造 中 三郎 天狗舞
●株式会社小堀酒造店 森山 茂夫 萬歳楽
●菊姫合資会社 森脇 正域 菊姫
●株式会社吉田酒造店 山本 輝幸 手取川正宗
今年の酒造りにおいて、金沢国税局鑑定官室長 岩槻安浩氏が
今酒造期の気象条件は、晴れた日が多く暖冬でしたが、酒造最盛期の1月後半に寒冷な日が続き、酒造りに適した気候でありました。
また、品質の良好な原料米が潤沢に入荷したこともあり、酒造りに適した環境でありました。
そして、杜氏をはじめとする製造担当者の不断の努力と適切な判断、卓越した技術力が遺憾なく発揮され、さらに経営者の酒造りに対する情熱が加わり、本年も極めて高品質な清酒が醸し出されておりました。
本鑑評会に出品された清酒は、いずれも芳醇な香りと、ふくらみの有る豊かな米の旨味を持ち、すっきりとした気品の有る味わいのものでありました。
これらの北陸の酒らしい品位の高い清酒は、市場においても、多くの消費者から愛飲され、高い評価が得られるものと確信します。
と講評をされています。
つまり今年も旨いお酒が出来たと言う事ですね(^。^)
下の写真は今年も優等賞を受賞している常きげん濃口杜氏の新酒です。
常きげん 山廃仕込無濾過生原酒
720ml 3種セット6,280円
山廃純米 無濾過生原酒 720ml 1本
山廃吟醸 無濾過生原酒 720ml 1本
山廃純米吟醸 無濾過生原酒 720ml 1本
貴人(あてびと)グラス 2個